あしたば(明日葉・アシタバ)

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あしたば(明日葉・アシタバ)

あしたば(明日葉・アシタバ)

明日葉は房総半島や三浦半島、伊豆七島など、温暖な地方の海岸に野生するセリ科の植物で、「今日その葉を摘んでも明日には新しい葉が出てくる」ということで明日葉という名がついたといわれるほど生育力、生命力が旺盛な植物である。

大形の多年草で、茎は1mくらいに伸び、葉は茎を包むようにつき、5月から10月ごろにかけて淡黄色の花が咲く。

その強い生命力のためか『大和本草』にも不老長寿の植物として紹介されている。

わが国での食用の始まりは、江戸時代の八丈島からだという。かなり古くから食用に供されていたとも考えられ、また、乳牛の牧草としても栽培され、乳のでを良くし、乳質を高めるといわれる。

こうした明日葉の効用は、普通の植物にはあまり無いビタミンB12を豊富に含んでいること。B12は人体の発育成長に欠かせないビタミンで”赤いビタミン”ともいわれ、増血作用のあることで知られている。

また、葉緑素が多いのも特徴の一つであろう。明日葉の茎や根茎を黄色の汁が出るが、この汁の成分には薬効として利尿・緩化作用のほか、抗がん作用のあることが知られている。その中でルテオリンという成分は強心・利尿剤として有名である。また、キサントアンゲロールというカルコン類化合物には抗潰瘍作用や血小板凝集抑制作用が報告されている(大阪薬科大学・小澤貢らの研究グループ)。このほか、精油、アンゲロールなどの成分を含み、特殊芳香、苦味等が食欲の増進、疲労回復、強精の効果があると考えられている。最近では抗がん物質として注目されているゲルマニウムを含んでいることでも注目されているほか、カルシウムやカリウムも多く、健康の維持、増進に役立つ薬草として、大いに期待されている。

茹でてお浸し、和え物などにして食べるのが通例であるが、てんぷらも美味で、乾燥したものをお茶として飲用することも行われている。

参考文献
【機能性食品情報辞典】
監修・奥田拓道
企画・編集機能性栄養食品新聞編集部

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