AHCC

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AHCC

AHCC

Active Hemi -Cellulose Compoundの略で、活性ヘミセルロース集合体という。

1981年、北海道のバイオ企業のあみのアップ科学によって開発されたキノコ由来の機能性物質。

バイオ技術によって培養された複数のキノコ(担子菌)の菌糸体から抽出されたもので、開発当初からその抗腫瘍活性に期待が寄せられていた。これは開発当時すでに、カワラタケというキノコの培養菌糸体から得たクレスチンが制ガン剤として医薬品認可を受けて市販されており(1977年)、シイタケの子実体から得たレンチナン、スエヒロタケの液内培養生産物から得られるシゾフィランが、ともに抗ガン剤として医薬品認可を受ける前夜であったからである。

AHCCの大きな可能性が、わが国でしっかり認識されるチャンスをつくったのは、アメリカの免疫学者で臨床医でもあるマンドー・ゴーナムである。ゴーナムは末期ガン患者(多発性骨髄腫、頚部ガン、乳ガンなど)13人に対してAHCCを用い、全員が治癒もしくは軽快したという3年間の治験を、93年10月に東京で発表し、医師や研究者にも驚きをもて迎えられた。以後、各地の医療現場でも積極的に研究されるようになった。

キノコ類の抗腫瘍活性のほとんどは、含まれている多糖類(β-D-グルカン)に由来しており、その分子構造のわずかな違い、あるいはそこに一定のタンパク質が化合しているか否かによって、活性の差が生ずることが分かっている。

AHCCが見せる強い抗腫瘍活性も、活性ヘミセルロースやβ-(1-3)グルカンといった多糖類と、単離できない生体機能調節物質とが、相乗的に効能を発揮するのであろうと推察されている。

このような抗ガン製に止まらず、B型及びC型ウィルス性慢性肝炎、糖尿病、慢性関節リウマチ、自律神経失調症など、治療の難しい疾患に用いて有効性があったとする報告も多い。94年には、それまで杏林大学医学部や北海道大学医学部、帝京大学薬学部など、大学や企業が独自に積み重ねてきた研究を持ち寄って、臨床データの蓄積と情報交換を図る研究会も発足している。

参考文献
【機能性食品情報辞典】
監修・奥田拓道
企画・編集機能性栄養食品新聞編集部

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